医師のキャリアアップのしくみ

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医師免許の取得後は2年間の臨床研修が必須

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医師は、国家試験に合格して医師免許を取得したからといって、すぐに仕事ができるわけではありません。2004年から臨床研修医制度が始まり、すべての医師に2年間の臨床研修が義務化されました。

 

一般的に「研修医」と呼ぶ場合は、厚生労働省が定めた2年間の臨床研修に携わる「前期研修医」を指しますが、病院によっては3年〜5年目程度の「後期研修医」を設けているところもあります。

 

臨床研修の1年目は、必修である内科・外科・地域医療の3科目を学び、2年目から専門診療科を学ぶことができます。3年目以降の後期研修医は、専門とする科目により必要年限が異なります。

 

その後、専門医になる場合は、研修を受けながら専門医認定の要件を満たすための実績を積んでいきます。専門医資格の認定は、これまで厚生労働省の認めた学会が基準をつくって行ってきましたが、今後は第三者機関による評価制度になります。

 

アルバイトは禁止

 

研修期間中は、研修プログラム以外の診療アルバイトは、厚生労働省によって禁止されています。医師法第16条の3の「臨床研修を受けている医師は、臨床研修に専念し、その資質の向上を図るように努めなければならない。」を根拠にしています。

 

ただし、日本国憲法の職業選択の自由に抵触するため、アルバイト禁止は法律で明記されているわけではありません。あくまで厚生労働省による研修先への指導というかたちをとっています。

 

なお、不動産所得や株の配当収入などの身体に負担のかからない収入については認められています。

 

研究志向か臨床志向かによってもキャリアは変わる

 

研究を続ける医師は、大学院に進学して論文を執筆し、博士号を取得して教授職を目指します。臨床の現場で勤務したい医師は、関連病院や診療所で勤務しながら、診療科長などの役職につくことが多いです。

 

また、上記のほかには開業するという選択肢もあります。開業して、自分の名前のついた病院・歯科医院を開く人もいます。

 

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